国連機関 声明 ”格差や不平等の解消が重要”
世界の人口が80億人に達することについて、国連人口基金などの国連の機関が共同で声明を発表しました。
就世界人口到达80亿一事,联合国人口基金会等机构发布联合声明。
声明では、人口増加の背景となっている世界の衛生状況の改善や乳幼児死亡率の低下などを歓迎する一方で、「急激な人口の増加は、貧困、飢餓、栄養失調との闘いや、保健サービスや教育の普及を難しくする」と、人口増加によって生じる課題もあげています。
声明中提到卫生状况的改善和婴幼儿死亡率的降低促进了人口的增加,这是令人欣慰的现象,但是也产生一系列问题,如急剧增加的人口带来贫困、饥饿、营养失调等挑战,大大增加保健服务和教育普及的难度等。
そのうえで「保健、教育、ジェンダー平等の推進などのSDGs=持続可能な開発目標の達成は、世界人口の増加のペースを遅らせる」として、改めて格差や不平等の解消が重要になると指摘しています。
在此基础上,声明指出随着医疗、教育、性别平等的推进等SDGs,即可持续开发目标的达成会减缓世界人口增加进程,所以消除贫富差距及各种不平等变得尤为重要。
また「人口増加は世界の最も貧しい国に集中していて、そのほとんどがサハラ以南のアフリカの国々だ。すべての国が、人口の増減にかかわらず国民が質の高い生活を送れるようにするとともに、最も弱い立場の人に配慮しなければならない」として、国際社会が協力して取り組まなければならないと強調しました。
另外,声明还强调,人口增加集中在全世界最贫困的国度,而且绝大部分是沙哈拉沙漠以南的非洲国家。所有的国家,无论人口增减,在努力改善国民生活质量的同时,也要考虑最弱势群体,因此国际社会要团结一致应对困难。